
「技術操作」を取り扱うのが「技術士」で「通信操作」を取り扱うのが「通信士」です。
無線設備の設置場所により「陸上」「海上」「航空」と分類されます。

かめごろ
総務省管轄の無線従事者資格はアマチュア分野も含めると全23資格です。
操作範囲の包含関係は上の図の通りです。第一級陸上無線技士と第一級総合無線通信士を取得すれば、全ての資格範囲の操作を行えます。
エアラインパイロットとして必要になる資格は航空無線通信士です。
航空無線通信士の概要
この章では, 主に航空大学校受験生に向けて, 航空無線通信士の概要を説明しています。
航空無線通信士の詳細については, 日本無線協会のホームページを参照してください。(https://www.nichimu.or.jp/denpa/shikaku/koku/index.html)
この資格は、航空会社のパイロット、地上で無線通信の業務に従事する人たちや航空交通管制の業務に従事する人たちが取得するものです。以下のようなことを行うことができます。
- 航空運送事業の用に供する航空機を含むすべての航空機に施設する無線設備の操作
- 航空交通管制の用に供する航空局を含むすべての航空局や航空地球局の無線設備の操作
- 航空機のための無線航行局の操作
航空通は航特の上位資格
航空無線従事者の資格は, 「航空無線通信士」と「航空特殊無線技士」の2種類です。
航空無線通信士(航空通)は航空特殊無線技士(航特)の上位資格に位置しています。


かめごろ
航空大学校では、宮崎学科過程卒業までに「航空特殊無線技士」
宮崎フライト過程卒業までに「航空無線通信士」がなければ退学です。
入学前に「航空無線通信士」を取得しておきましょう。
試験日程・試験科目
オールクリアロード

ワカモノ
無線資格のオールクリアには「第一級陸上無線技術士」「第一級総合無線通信士」を取得すればいいんだね。

かめごろ
うん。「一陸技」「一総通」は男の憧れって感じだね。最上位資格になるので大変だけど、科目免除を利用した裏道があるよ。


ワカモノ
道のりは長そうだね。。。
まずは「工事担任者」から頑張ってみるよ。
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